ペルー・バランカにて小さなお菓子屋さんを始めました。


by apple142
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パステレリアの仕事を通していろいろ思ったこと、など

今日は朝の4時に起きてチキンのサンドイッチ100個を作ったので午前中に2時間、昼食後に1時間も昼寝をしてしまいました・・・。


今日は長男の学校の終業式で、各クラスでは小さなお別れパーティーを開きます。

その際のボカディートを頼まれたのですが、マンハールのミニロールケーキ100個、アルファホーレ100個、サンドイッチ100個、これで2クラス分です。

ロールケーキとクッキーは前日に作っても大丈夫ですがチキンのサンドイッチはマヨネーズを使うので当日の朝につくるのですが、こういう時の夜って全然眠れないんです。

寝坊するってことはないんですが、時間が気になって1時間ごとに目が覚めちゃうんです・・・。

まったく寝た気がしません。

ところで、このボカディートは長男のクラスの物ではありません。

長男のクラスはスイーツ激戦区なんです。

グルメフェスティバルなんかに出てもスイーツ5店舗中の3店舗が長男のクラスのママだったりするくらいバランカの有名店(?)が揃っています。

なので誰かに頼んだところで他の二人がいい思いをしないであろうことは確実なのであえてボカディートは無しでチャターラって呼ばれてる駄菓子なんかをいっぱい持って帰ってきます。



さて、このボカディートを注文した人たちですがね、お得意さんなんです。

長男の学校のPTA、ペルーではAPF(アパファ)っていいますがその役員でして学校行事の注文の他にも個人的にもパーティー好きなようだし、バランカで一番大きなホテルのオーナーの奥さんなどを含むちょっとしたセレブグループでもあります。


お金も前金で全額払ってくれるし、話していてもすごく普通、みんなきれいだし、太ってないし、考え方もそうそう変わったところがないという印象なのです。
何より私の作るもの全てのファンだといってくれるし、私も彼女達のことは好きなんです。


何もかもが私の常識の内に入る思考を持った人たちなのに「時間」ってことに関してだけはなぜか非常識なんです。

昨日も、悪くならないロールケーキとクッキーだけを夜の9時半に取りに来るっていったので出先から急いで帰ってきたのに来なかったし、今朝はパーティーが11時ごろに始まるから9時半に来るっていったのに8時にきたし。

そして今朝来た時も昨晩来なかったことに対しては一言もなしなんですよ。

すごい普通の人たちなだけにそこのところがすごく不思議なんです、未だに。






そのボカディートですが、大きなケーキに比べてボカディートはチマチマと手間がかかるのでちょっと面倒です。


でも最近このボカディートもちゃんと一つ一つ丁寧に美味しく作ろう、いっぱい売ろうという気持ちに変わりました。


先日長女のお友達の誕生日パーティーに出かけました。

バランカの超有名なセビチェリアで夏場はお店の前にいつも観光バスが止まっているし、リマの大きなグルメフェスティバルにも毎年招待されるし、フジモリ元大統領も食べに来たことがあるとかでそれはそれは有名なお店なんです。

そこのお嬢さんのパーティーだったのですが、とっても手間とお金のかかった素敵なパーティーでした。

まず会場に行くと保護者用に冷たくて美味しいカクテルが振舞われるのですが、これは普通の子供のパーティーではまずないことですごくオリジナルです。

ピエロ、着ぐるみの人形達、ダンサーの数も半端じゃなく多くて10人くらいいたかな?

ピエロ一人かプラス女の子のダンサー二人ってかんじが普通です。


食べ物もたくさん出てきたし、特に揚げたてのチュロスがすごいなと思いました。

中のマンハールが甘くて私的にはNGですが、揚げたての熱いものを100人分用意できるってことがさすがだな、と思うのです。

平日の夜にセビチェとか魚を食べる人はペルーにはあまりいないので2店舗あるお店の従業員が総出で手伝えば手もかけられるのかもしれませんが、彼女のママが客商売で慣れているのかもですが細部に渡ってきめ細かく配慮がされていたで気持ちよくパーティーを楽しむことができました。


ケーキも大きくてきれいでバランカではちょっと見たことがないデザインだったのでワッチョとかリマから取り寄せたのかもしれません。

家に帰って少し食べてみたけど結構おいしかったんです。

帰るときに渡される「ソープレッサ」というお返しがあるんですがそれがまた凄かったです。

招待した子供の名前入りの手提げバッグでした。

50人も招待すれば来れない子も何人かいると思うのにその子達の分も用意したってことでしょ、すごいわ~。


うちの長男のように招待された子の兄弟なんかに渡されるお土産にも日付やお誕生日の子のネームが入っていてちゃんとメモリアルグッズになってました。


ここまで完璧なパーティーもそうそう無いと思うのですが、そこまでしていて何故かボカディートだけが不味かったのです。

話が長くなりましたが、パーティーでのボカディートの存在ってなんなんでしょうか?

子供のパーティーの場合は食事を出さないで9時ごろまで続くのでお腹がすいてはまずいということでお腹がみたされればそれでいいのでしょうかねぇ?


大きなお盆に大雑把にワーっと盛り付けてあったりしてケーキの豪華さに比べて見た目も扱いもこれじゃあんまりだよボカディートって思わずにはいられません。


ケーキ屋をやってるつもりなのになんでこんなにボカディートの注文が多いのかと不思議に思ったこともありましたが、ボカディートに相応の愛情をかけているパティシエがバランカには少ないのではないかと思うのです。


私にしてみればボカディートは普通のケーキをただ小さくしただけで材料も作り方も大きいものと同じなのでやっぱり小さくても美味しく可愛くお渡ししたいと改めて思った次第なのでした。
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by apple142 | 2009-12-19 07:17 | dulce