ペルー旅行<クスコ・valle sagrado>
2006年 06月 24日
最悪だった母の体調も良くなって予定通り「valle sagrado」のツアーに出かけることができた。
valle sagradoとは日本語で言うと「聖なる谷」、6000メートル級の山間にインカ帝国時代の遺跡や村などが残されている。
そこをバスでぐるっと巡るツアー。
クスコから約32キロ、1時間くらい走ったところにあるのが「チンチェーロ」。
ここはチンチョーロの村より少し手前の見晴らしのよいところ。
空気がすごく薄かったのでたぶんここはクスコより標高が高いんだと思う。
母が心配だったけどお店が出ていたので急に元気に。
母&ペルさんは本当に買い物好き。
私は初めて知ったのだけど、静岡県民って日本一買い物好きな県民だそう。
しこたま買い込んだ後にはいつも「静岡県民だからしかたがないね~」と。
こんなところ観光客しかこないし、絶対高いって思ったけど、今から思えばそんなに高くなくてまあ安い方だったかも。
チンチェーロは田園風景の美しい、静かな静かな村。
インカの時代から何も変わっていないかのような雰囲気。
チンチェーロはかつてのインカ帝国の重要な城があったところだけど、今は基底部だけが残っているだけ。
チュウニョはジャガイモの一種。それを乾燥させているおばさん。
もう疲れて遺跡の見学はできないと途中で休んでいた二人、教会のそばの小さな広場に市がたっていたので呼びに行ったらいない。
どこ行ったかなと思ったらもうしっかり買い物してた。
しかも高山病にいいという花をもらったからといってそのオバサンのところで何か買ってあげないと悪いからとか言ってるし・・・・。
大きな袋を抱えてチンチェーロを後にして、絶景の谷の風景を楽しみながら約1時間くらい、ウルバンバという町。
ここは標高約2800メートルとクスコに比べると560メートルも標高が低いこともあって、昨日がうそのように気分が良かった。
今回は日程的に無理だったのだけど、リマからクスコの空港についたらそのままバスで標高の低いこのあたりの村に1泊するというコースだと体力的には非常に楽だと思う。
ウルバンバは年間を通して暖かく標高も低いのでクスコ市民の保養地。
村にはオープンエアーの広いレストランが何件もあってそのうちの一つで昼食を。
ビュッフェ形式だったので、キヌア入りスープと、サラダ、牛肉の煮込み「セコ」などなどけっこういろいろ食べた。
デザートに「マサモーラモラーダ」があったので母に勧めてみたけどあまり好きでなかったみたい。
だいたい母は甘いものを食べないのでもうその時点でペルーのデザートなんてすべてアウトだ。
ウルバンバから30,40分くらいのところにある「オジャンタイタンボ」。
ここはインカ時代の宿とか要塞後などと言われているらしい。
この急な斜面に段々畑の作られていて、脇の階段300段を登って頂上につくと広場が。
広場には6個の巨石が。
何のための建造物なのかよく分からないけど、ただ普通に登ってくるだけで眼下にめがくらみ、胸ははちきれそうだったのにこんなに大きな石をここまで運んできたことが信じられない。
頂上から対岸の山を見るとそこにも小さな建物や何かの跡がいろいろあった。
ツアーはこの後ピサックという村を訪ねて夕方クスコに戻るというものだけど、私達はここオジャンタイタンボでツアーを抜けて、ここから列車に乗ってアグアスカリエンテスに行った。
3時の列車の時間が迫っていたのでガイドなしでとりあえづ私だけが頂上まで急いで登ったのでいろいろな説明が聞けなくて残念だった。
もちろん母とペルさんは下で休憩。
インカトレッキングを希望していた二人だけど、予約がいっぱいで申し込めなった。
本当に予約が取れなくてよかった。
ペルさんは4年前にペルーに来たときはもっともっと元気に歩けたのに4年という歳月の重みを痛感したそう。
母は日本ではしばしば近くの山に登ったりとトレッキングを楽しんでいるし、昨年はマッターホルンを観光したけど全然大丈夫だったらしい。
恐るべしペルー。
オジャンタイタンボの駅近く。
列車はビスタドームといって景色が良く見えるように天井にも窓があって、軽食のサービスもあり快適。
約1時間半語に「アグアスカリエンテス」に到着。
ここアグアスカリエンテスは日本のツアーではあまり宿泊地に選ばれていないけど、案外いいところで欧米人の観光客がいっぱい。
ここからマチュピチュへはバスで約30分くらいで行ける。
当初、二人が「ワイナピチュ」というマチュピチュの対岸にある山に登りたいと言っていたので少しでも早くマチュピチュに着くためにここで1泊するようにした(もちろん登らなかったけど)。
クスコからだと一番早くても朝の5時ごろの列車に乗って10時ごろにマチュピチュに着く。
帰りは3時の列車に乗ってクスコに帰らなければいけないのでマチュピチュの見学時間が非常に短くなってしまう。
アグアスカリエンテスからは朝の6時頃からバスが出ているので人でいっぱいになる前に遺跡の見学ができる。
ここの標高はクスコに比べて1500メートルも低くて本当に快適。
いろんな意味でアグアスカリエンテスはお勧め。
ここはちょっと変わった町で、線路の脇というか以前はホームだったところにレストランやお店があったり、
線路に直接入って作業をする人たちもいるし、線路が普通の道のような扱い。
これで電車がまったく通ってないのなら問題はないのだけど、頻繁ではないにしろたまに通ったりするから怖い。
こんな町、きっと他にはないだろうな。
レストランやお土産屋サンもかなり充実していてすごく楽しく過ごした。
翌日はいよいよマチュピチュ。
valle sagradoとは日本語で言うと「聖なる谷」、6000メートル級の山間にインカ帝国時代の遺跡や村などが残されている。
そこをバスでぐるっと巡るツアー。
クスコから約32キロ、1時間くらい走ったところにあるのが「チンチェーロ」。
ここはチンチョーロの村より少し手前の見晴らしのよいところ。
空気がすごく薄かったのでたぶんここはクスコより標高が高いんだと思う。
母が心配だったけどお店が出ていたので急に元気に。
母&ペルさんは本当に買い物好き。
私は初めて知ったのだけど、静岡県民って日本一買い物好きな県民だそう。
しこたま買い込んだ後にはいつも「静岡県民だからしかたがないね~」と。
こんなところ観光客しかこないし、絶対高いって思ったけど、今から思えばそんなに高くなくてまあ安い方だったかも。
チンチェーロは田園風景の美しい、静かな静かな村。
インカの時代から何も変わっていないかのような雰囲気。
チンチェーロはかつてのインカ帝国の重要な城があったところだけど、今は基底部だけが残っているだけ。
チュウニョはジャガイモの一種。それを乾燥させているおばさん。
もう疲れて遺跡の見学はできないと途中で休んでいた二人、教会のそばの小さな広場に市がたっていたので呼びに行ったらいない。
どこ行ったかなと思ったらもうしっかり買い物してた。
しかも高山病にいいという花をもらったからといってそのオバサンのところで何か買ってあげないと悪いからとか言ってるし・・・・。
大きな袋を抱えてチンチェーロを後にして、絶景の谷の風景を楽しみながら約1時間くらい、ウルバンバという町。
ここは標高約2800メートルとクスコに比べると560メートルも標高が低いこともあって、昨日がうそのように気分が良かった。
今回は日程的に無理だったのだけど、リマからクスコの空港についたらそのままバスで標高の低いこのあたりの村に1泊するというコースだと体力的には非常に楽だと思う。
ウルバンバは年間を通して暖かく標高も低いのでクスコ市民の保養地。
村にはオープンエアーの広いレストランが何件もあってそのうちの一つで昼食を。
ビュッフェ形式だったので、キヌア入りスープと、サラダ、牛肉の煮込み「セコ」などなどけっこういろいろ食べた。
デザートに「マサモーラモラーダ」があったので母に勧めてみたけどあまり好きでなかったみたい。
だいたい母は甘いものを食べないのでもうその時点でペルーのデザートなんてすべてアウトだ。
ウルバンバから30,40分くらいのところにある「オジャンタイタンボ」。
ここはインカ時代の宿とか要塞後などと言われているらしい。
この急な斜面に段々畑の作られていて、脇の階段300段を登って頂上につくと広場が。
広場には6個の巨石が。
何のための建造物なのかよく分からないけど、ただ普通に登ってくるだけで眼下にめがくらみ、胸ははちきれそうだったのにこんなに大きな石をここまで運んできたことが信じられない。
頂上から対岸の山を見るとそこにも小さな建物や何かの跡がいろいろあった。
ツアーはこの後ピサックという村を訪ねて夕方クスコに戻るというものだけど、私達はここオジャンタイタンボでツアーを抜けて、ここから列車に乗ってアグアスカリエンテスに行った。
3時の列車の時間が迫っていたのでガイドなしでとりあえづ私だけが頂上まで急いで登ったのでいろいろな説明が聞けなくて残念だった。
もちろん母とペルさんは下で休憩。
インカトレッキングを希望していた二人だけど、予約がいっぱいで申し込めなった。
本当に予約が取れなくてよかった。
ペルさんは4年前にペルーに来たときはもっともっと元気に歩けたのに4年という歳月の重みを痛感したそう。
母は日本ではしばしば近くの山に登ったりとトレッキングを楽しんでいるし、昨年はマッターホルンを観光したけど全然大丈夫だったらしい。
恐るべしペルー。
オジャンタイタンボの駅近く。
列車はビスタドームといって景色が良く見えるように天井にも窓があって、軽食のサービスもあり快適。
約1時間半語に「アグアスカリエンテス」に到着。
ここアグアスカリエンテスは日本のツアーではあまり宿泊地に選ばれていないけど、案外いいところで欧米人の観光客がいっぱい。
ここからマチュピチュへはバスで約30分くらいで行ける。
当初、二人が「ワイナピチュ」というマチュピチュの対岸にある山に登りたいと言っていたので少しでも早くマチュピチュに着くためにここで1泊するようにした(もちろん登らなかったけど)。
クスコからだと一番早くても朝の5時ごろの列車に乗って10時ごろにマチュピチュに着く。
帰りは3時の列車に乗ってクスコに帰らなければいけないのでマチュピチュの見学時間が非常に短くなってしまう。
アグアスカリエンテスからは朝の6時頃からバスが出ているので人でいっぱいになる前に遺跡の見学ができる。
ここの標高はクスコに比べて1500メートルも低くて本当に快適。
いろんな意味でアグアスカリエンテスはお勧め。
ここはちょっと変わった町で、線路の脇というか以前はホームだったところにレストランやお店があったり、
線路に直接入って作業をする人たちもいるし、線路が普通の道のような扱い。
これで電車がまったく通ってないのなら問題はないのだけど、頻繁ではないにしろたまに通ったりするから怖い。
こんな町、きっと他にはないだろうな。
レストランやお土産屋サンもかなり充実していてすごく楽しく過ごした。
翌日はいよいよマチュピチュ。
by apple142
| 2006-06-24 16:37
| ペルーでの休日