ペルーではお正月がとっても短くて1月2日から通常の生活に戻ります。
スポーツクラブも長男の空手教室も2日からでした。
クリスマスから続けてお休みという人が多いので日本のように3日とか5日までとかだと休みすぎって感じですよね。
今年はクリスマスから入れ替わりで来客がとても多かったので、意地悪な言い方ですが早く帰ってくれてよかった・・・・・、というのが本音です・・・。
年末・年始にかけて義母のお姉さん夫婦とその子供の5家族、総勢15人がこの家に集合しました。
どうしてこの家に集合するかなぁ?
それに加えて旦那の兄弟やその友人など私たちも加えると30人近いですよ・・・・。
義父ははっきりって資産家です。
ペルーのように貧富の差が激しいところでは奢る人と奢られる人がはっきり区分けされていて奢る人は奢りなれていて奢られる人は奢られるのが当然と思っているみたいなんです。
新年のスピーチでも義母は「家の扉はいつでも開いている」なんていったりして来る者は拒まず精神です。
バランカには彼女の家族がいないので親類が遠方から訪ねて来てくれると本当に喜んで迎え入れます。
お部屋だってたくさんあるしベッドだって半端じゃない数あって、それでも足りなければ急いで購入したりすることもシバシバなんです。
義父たちはいいんですよ。もう昔っからこういうことするのに慣れているんですからね。
でもね私たちはここに来て急に奢る側の立場にさせられてもなんか納得がいかないんです・・・。
私だって1ヶ月いくらという予算の中でやりくりしてるわけだし、子供だってまだ小さいことを考えるとそんなに人にたかられまくってる場合じゃないと思うんですね。
なんか小さい人間でごめんね、でもやっぱりすっきりしときたいから書いちゃう。
お金の問題だけじゃないですよね。。
義母は昨年心臓手術をしているのであまり忙しく働いてはいけないんですよね。
でもそんな義母の体を気遣う人もあまりいなくて私はいつ倒れるかと本当にハラハラしていました。
何とか義母をキッチンに立たせないようにするために私もいろいろと立ち回りもうクタクタでした。
私のお手伝いさんもその週はずっと義母の手伝いをするように言ったので2階の我が家は年末の大掃除も出来ずに散らかしっぱなしで年をこしたし、何より料理の出来る人がまったくいないってのはどういうことでしょうか?
お嫁さんは5人はいるはずなのに誰一人として何も手伝ってくれなかったしね。
年越しのディナーでは7匹の鶏のロール焼きを一人で作りました。
材料費も私が出しました・・・・・。
旦那はどう思ってるのか聞いてみたんですよ。
だってすごいお金使っちゃたからね、いつもすごい節約しろってうるさい人だし。
でも「しょうがないだろ、お金ないんだから」だって。
わ~、彼ってすでに奢る側の人気質になってるんじゃん。
私は絶対無理だよ~。
こういう人が一年中わんさか押しかけてくるのがこの家です。
あっ、お母さん、ワラスのローラさんの家族だけは唯一別で彼女たちは本当にいい人。
今年ももうすぐバランカに来ると思うのでその時は精一杯接待しますよ~。
わ~、久々に愚痴ちゃった。
だってホントにずーずーしいんだもん!
気分を入れ替えて、私の家族4人のためだけに作った小さなレモンパイ(ほんとは性格悪いんだよ、私って)。
夏にメレンゲはちょっと・・・と思ってメロンと小さく刻んだゼリーで涼しげに仕上げてみました。
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by apple142
| 2008-01-09 13:25
| ペルー事情